ランクマッチもシーズン7に突入し、『ポケモンZA』の対戦環境はさらにインフレが加速。
伝説ポケモンが2体まで使用可能となったことで、火力・耐久ともに規格外のポケモン同士が真正面からぶつかり合う試合が増えてきました。
これまで以上に高種族値による押し付け性能が重要になり、
環境全体が「どれだけ強い数値を叩きつけられるか」という、
シンプルながらも苛烈なパワーゲームへと変化してきた印象です。
そんな分かりやすくも豪快な環境だからこそ、
今回は火力も耐久もトップクラスのポケモンを並べ、真正面から殴り勝つ構築を試してみました。
この記事では、シーズン7で使用した
メガミュウツーY × ゲンシカイオーガ × メガガブリアスZ
いわゆるトリプルメガ構築(※正確にはメガ2+ゲンシ)の使用感と、
実際に潜って感じた環境の印象をまとめていきます。
ランクA到達時のパーティ紹介
メガミュウツーY


| 項目 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 種族値 | 106 | 110 | 90 | 154 | 90 | 130 |
| 種族値(メガ後) | 106 | 150 | 70 | 194 | 120 | 140 |
| 努力値 | 4 | 0 | 252 | 252 | 0 | 0 |
| 実数値 | 182 | 117 | 142 | 226 | 110 | 150 |
| 実数値(メガ後) | 182 | 153 | 122 | 270 | 140 | 160 |
本構築のメインアタッカーにして、
盤面の主導権を握る絶対的エース。
メガシンカ後は特攻種族値194という異次元の数値を誇り、
等倍ですら受けきれるポケモンがほとんど存在しないレベルの破壊力を持っています。
今回は C特化+わるだくみ を採用した純火力型。
一度積んでしまえば半減相手ですらゴリ押しできるほどのパワーがあり、
まさに数値で殴るを体現したポケモンと言えるでしょう。
基本の戦い方は非常にシンプルでわるだくみで火力を引き上げ、
遠距離からエスパー技を叩き込んで盤面を制圧していきます。
主にサイコブレイクで押していく形になりますが、
クールタイム中はサイコキネシスで追撃できるためテンポよく撃破を狙えるのも魅力。
ひとり倒して、次も一撃。
……と、ポンポンと倒してポイントを稼いでいく展開も珍しくありません。
またメガシンカせずとも火力が十分高いため、
状況によってはメガエネルギーを温存する立ち回りも可能。
メガガブリアスにメガを回したり、
先に様子見で盤面を荒らしたりと、
柔軟な動きができるのも非常に扱いやすいポイントでした。
物理耐久はやや不安があるものの、
そこを補ってくれるのがリフレクター。
壁を張ることで接近戦の被ダメージを大きく軽減でき、
わるだくみを積む余裕を作れるだけでなく、
後続のカイオーガやガブリアスの耐久補助にも貢献してくれます。
遠距離から高火力エスパー技を撃ち込み、
近づかれれば壁で耐え再び火力を押し付ける。
純粋な数値差で相手を押し潰していく感覚に近いポケモンでした。
まさに最強ポケモンの名にふさわしい性能。
構築起点として暴れながらも終盤はフィニッシャーとして決めてくれる、数多くの試合で活躍してくれた頼れるエースでした。

ゲンシカイオーガ


| 項目 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 種族値 | 100 | 100 | 90 | 150 | 140 | 90 |
| 種族値(ゲンシ後) | 100 | 150 | 90 | 180 | 160 | 90 |
| 努力値 | 148 | 0 | 0 | 252 | 108 | 0 |
| 実数値 | 194 | 108 | 110 | 222 | 174 | 110 |
| 実数値(ゲンシ後) | 194 | 153 | 110 | 255 | 194 | 110 |
本構築の超火力みずアタッカーにして、
盤面を一気にひっくり返すもう一体の伝説エース。
ゲンシカイキしたカイオーガは、
高い特攻に加え専用技 こんげんのはどう による圧倒的制圧力を持つポケモンです。
高威力のみず技を押し付けるだけでも十分な圧力がありますが、
この技の真価は 広い攻撃範囲。
狙った相手だけでなく、
周囲のポケモンまで巻き込みながら削っていくことも多く、
2キル、3キルも珍しくはありません。
複数ヒットによる削り性能も非常に高く、
ゲンシカイオーガを象徴する大技と言えるでしょう。
さらにめいそうを採用しもともと特殊耐久が非常に高いため、
一度積んでしまえば特殊技をほぼ受け切りながら火力をさらに上げる半要塞のような状態。
ミュウツーのリフレクターと組み合わせても強く、相手から集中攻撃を受けようが関係なく自分のペースを押し付けられる絶対的なパワーを見せてくれました。
ゲンシカイキはメガシンカと重複して行えるため、
ミュウツーとの二大巨頭でガンガン大技をぶっぱでき、数多くの試合を勝利に導いてくれた頼れる伝説ポケモンです。

メガガブリアスZ


| 項目 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 種族値 | 108 | 130 | 95 | 80 | 85 | 102 |
| 種族値(メガ後) | 108 | 130 | 85 | 141 | 85 | 151 |
| 努力値 | 4 | 0 | 252 | 252 | 0 | 0 |
| 実数値 | 184 | 135 | 147 | 145 | 105 | 122 |
| 実数値(メガ後) | 184 | 135 | 137 | 212 | 105 | 171 |
本構築のもう一体のメガエースにして
スピードアタッカー。
種族値的に物理と特殊の二刀流にしようか悩みましたが、
特殊一本の構成で落ち着きました。
メガZはご存じの通りとおり、
技の発動が早い一方でメガシンカがメガエネルギーの消耗が激しい仕様。
メインで運用するにはデメリットが重く感じます。
パーティ的にはミュウツーとカイオーガで十分完成されていますが、
その二体正面から相手にしにくい環境に多い強力なドラゴンタイプであるガブリアスやセグレイブ、レックウザなどスピーディーにお掃除するのが役目です。
秀でた特攻から放たれるりゅうせいぐん の破壊力は圧巻。
それを長所である素早く放てるのがなんといっても魅力。
半減実などに頼らずとも先に攻撃できれば無傷で狩りつくしてくれます。
さらにメガシンカ後はじめんがなくなるものの、カイオーガを狙ってくるでんきへの補完にも相性としてよく、そのまま素早く返り討ち、という展開も美しいです。
りゅうせいぐんの特攻ダウンは痛いですが、無理に居座り続ける必要もないので、
ミュウツーやカイオーガにチェンジし、必要になったらまた出してりゅうせいぐんでフィニッシュ、というようにすればメガエネルギーの節約にもなるしポテンシャルを最大限発揮できる使い方だと思います。
メガZはクセがある使い方ですが、パーティとの絡みや交代をうまく扱えればこれ以上になく頼もしく、
ミュウツーやカイオーガに勝るとも劣らない存在で、パーティのアタッカーとして非常に頼もしく活躍してくれました。

シーズン7の総評と環境の印象
シーズン7のZAランクマッチは、
伝説ポケモンが2体まで使用可能になったことで、
これまで以上に火力と数値のインフレが進んだシーズンだったと感じます。
どの場面を見ても伝説が闊歩しており、単体でも試合をひっくり返せるポケモンが当たり前のように並ぶ環境。一度主導権を握られるとそのまま押し切られる展開が非常に増えました。
そのためシーズン6以上に
対面性能・瞬間火力・押し付け性能が重要になり、
細かい駆け引きよりもどのポケモンで盤面を制圧するかという
構築単位でのパワー設計が勝敗を大きく左右していた印象です。
そんな環境の中で今回使用した
メガミュウツーY × ゲンシカイオーガ × メガガブリアス構築は、
役割分担が非常に分かりやすく高い数値を押し付けながら安定して試合を進めることができました。
純粋な種族値と火力で正面から押し潰す構築でしたが、
伝説環境が極まったシーズン7だからこそむしろ噛み合っていたように感じます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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それでは!



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