今回は晴れパで活躍できるトドロクツキについてのご紹介です。
今作から登場した新ポケモンのトドロクツキ、ランクマの環境でも猛威を振るっている強いポケモンですよね。
多く見かける型だとブーストエナジーを持たせてこだいかっせいを発動させつつアクロバットで攻める、シンプルながら破壊力抜群ですよね。アクロバット型でなくともブーストエナジーを持たせて火力を上げる型が人気のようです。
しかし今回は晴れパで活躍できる型を考察しました。
アクロバット型に決して負けず、むしろスピードもパワーも上回る強力な型に仕上がっています。
こちらのひでりキュウコンとも相性がいいのでよければ興味があれば併せてご覧ください。
古代パラドックスの破壊王トドロクツキの育成論についてどうぞ最後までご覧ください！
ステータス紹介
種族値：H105-A139-B71-C55-D101-S119
努力値：H68-A252-B92-D4-S92
実数値：H189-A210-B103-Cxxx-D122-S151
性格：いじっぱり（攻撃↑ 特攻↓）
テラスタル：はがね
特性：こだいかっせい
持ち物：こだわりスカーフ
技構成：げきりん
はたきおとす
アイアンヘッド
とんぼがえり
特性：こだいかっせい
晴れ、またはブーストエナジーを持たせたときに一番高いステータスが少し上昇する特性です。今回は長所である攻撃にブーストをかけます。
テラスタル：はがね
ブーストエナジーとのシナジーが高いひこうテラスが人気ですが、今回はスカーフ持ちでありフェアリーとこおりの弱点を打ち消しつつもアイアンヘッドの火力を伸ばすはがねを採用。耐久に努力値を割り振っている関係もあり安定性は高まります。
晴れ前提なのでほのおのキバや炎テラバーストを覚えさせてほのおテラスにするのも面白いですが、そうすると晴れ要因のキュウコンやコータスとタイプが被り下手な交代がしにくくなるのが難点。
持ち物：こだわりスカーフ
技が固定されてしまうデメリットはあれど、素早さを大きく上昇させる効果は強烈です。
半端な相手ではまず抜かせないため先に大ダメージを叩き込みましょう。さらに怯み効果のあるアイアンヘッドとの相性も良し。
努力値調整
Aを252まで振り、Sは準速スカーフサザンドラ抜きまで調整。可能ならもっと素早さに振っても良いのですが耐久面を強固にすることに重点を置いています。
弱みである物理方面を厚くし残りはDに4だけ振っておきます。
被ダメージ計算
物理面
| ポケモン名 | 詳細 | 技名 | ダメージ | 確定数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
 カイリュー | いじっぱりA252 ノーマルテラスタル | しんそく | 90 ~ 106 (47.6 ~ 56.1%) | 乱数2発 | |
 炎オーガポン | ようきA252 炎テラスタル A+1 | ツタこんぼう | 113 ~ 134 (59.8 ~ 70.9%) | 確定2発 | でんこうせっか込みでも確定耐え |
 パオジアン | ようきA252 わざわいのつるぎ | ふいうち | 88 ~ 105 (46.6 ~ 55.6%) | 乱数2発 | トドロクツキが鋼テラス時 |
特殊面
| ポケモン名 | 詳細 | 技名 | ダメージ | 確定数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
 ハバタクカミ | おくびょうC252 | シャドーボール | 69 ~ 82 (36.5 ~ 43.4%) | 確定3発 | トドロクツキが鋼テラス時 |
 アカツキ ガチグマ | ひかえめC252 | ブラッドムーン | 133 ~ 157 (70.4 ~ 83.1%) | 確定2発 | |
アカツキ ガチグマ | ひかえめC252 | だいちのちから | 170 ~ 204 (89.9 ~ 107.9%) | 乱数1発 | トドロクツキが鋼テラス時 |
アカツキ ガチグマ | ひかえめC252 | しんくうは | 52 ~ 62 (27.5 ~ 32.8%) | 確定4発 |
与ダメージ計算
げきりん（こだいかっせい発動）
| ポケモン名 | 詳細 | 相手HP | ダメージ | 確定数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
炎オーガポン | ようきH4 | 156 | 178 ~ 210 (114.1 ~ 134.6%) | 確定1発 | |
アカツキ ガチグマ | ひかえめH252 | 220 | 132 ~ 156 (60 ~ 70.9%) | 確定2発 | |
カイリュー | いじっぱりH252 マルチスケイル込み | 198 | 160 ~ 190 (80.8 ~ 96%) | 確定2発 | |
 ヘイラッシャ | わんぱくH252-B252 | 257 | 102 ~ 120 (39.7 ~ 46.7%) | 確定3発 | |
 ディンルー | わんぱくH252-B252 | 262 | 96 ~ 114 (36.6 ~ 43.5%) | 確定3発 | |
パオジアン | ようきH4 | 156 | 186 ~ 219 (119.2 ~ 140.4%) | 確定1発 | |
 テツノツツミ | わんぱくH252-B252 | 132 | 138 ~ 163 (104.5 ~ 123.5%) | 確定1発 |
はたきおとす（こだいかっせい発動）
| ポケモン名 | 詳細 | 相手HP | ダメージ | 確定数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
 サーフゴー | ひかえめH252 | 194 | 260 ~ 308 (134 ~ 158.8%) | 確定1発 | |
ハバタクカミ | おくびょうH4 | 131 | 135 ~ 159 (103.1 ~ 121.4%) | 確定1発 | ハバタクカミ持ち物なし時 |
 ハッサム | いじっぱりH252 | 177 | 126 ~ 148 (71.2 ~ 83.6%) | 確定2発 | |
 アーマーガア | わんぱくH252-B252 | 205 | 87 ~ 103 (42.4 ~ 50.2%) | 乱数2発 | 2発以降は威力が下がるため 正確には乱数3発 |
アイアンヘッド（こだいかっせい発動）
| ポケモン名 | 詳細 | 相手HP | ダメージ | 確定数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
ハバタクカミ | おくびょうH4 | 131 | 220 ~ 260 (167.9 ~ 198.5%) | 確定1発 | |
 岩オーガポン | ようきH4 岩テラスタル B+1 | 156 | 158 ~ 188 (101.3 ~ 120.5%) | 確定1発 | トドロクツキが鋼テラス時 |
パオジアン | ようきH4 | 156 | 166 ~ 196 (106.4 ~ 125.6%) | 確定1発 |
技構成
げきりん
メインウェポン。こだいかっせい込みの火力は並みのポケモンでは受けきれず次々に薙ぎ払ってくれます。
フェアリーやはがねで止まってしまいますが、それ以外は等倍以上になるため考えなしに攻めるなら優先的に使えます。
ただしげきりん中は交代ができないので使い所には注意しましょう。
はたきおとす
DLCで新規取得した技。げきりんに次ぐメインウェポンです。
威力はげきりんほどではありませんが高威力かつ持ち物を無効化させる効果は非常にありがたいです。
有効打でなくとも相手に大きく負担をかける技なのでスナック感覚で打ってみるのもいいでしょう。
アイアンヘッド
怯みが狙えるサブウェポン。げきりんやはたきおとすが通りにくいと感じたなら怯みのワンチャンスを狙ってこれで攻めましょう。
意外に馬鹿にはできない強さで、テラスタルとこだいかっせい込みで
ようきメガメタグロス超過いじっぱりメガメガグロス未満
と考えるとその強さがよくわかると思います。
とんぼがえり
スカーフとの相性も良しの攻撃兼交代技。
タスキ潰しや苦手な相手からの退避、こだいかっせい発動時なら有効なダメージソースとしても強力です。
もし技範囲に物足りなさを感じるならじしんに変えてみるのも良さそうです。
この型の詳細を解説
攻撃と素早さにブーストをかけ疑似りゅうまいを実現
りゅうのまいをするターンを省き、高速超火力アタッカーを実現できるのがこの型です。
実際のりゅうのまいと比べると若干火力は落ちますが、攻撃を受ける必要がなく手早く火力をアップさせられる点で大きなアドバンテージになっています。
ブーストエナジーを持たせたときとは異なり、晴れさえどうにかできれば一度引いても再度この強さを発揮できるのでお手軽さもプラス。相手のアンコールやちょうはつに左右されないのが長所ですね。
スカーフのおかげで苦手な相手も返り討ち
本来なら上から行動することができず抜群を取られる相手であるドラパルト、パオジアン辺りに強く出られ、げきりんやアイアンヘッドで一方的に倒せます。
タスキを考慮するならテラスタルすれば問題はありませんし、とんぼがえりで保険をかけることも可能。あらゆる面でこちらが有利に働きます。
ハバタクカミの素早さも上回りますが、向こうも晴れやブーストエナジーでこだいかっせいが発動している可能性が高いためやや不得手。ですがはがねテラスをすればその限りではありません。
晴れなしでも実用性バツグン
もちろん特性発動している越したことはありませんが、A139という素で高い破壊力を持つトドロクツキは無理して晴れにする必要がないのが強み。
一緒に選出するポケモンに縛られず遺憾なく実力を発揮できるポケモンです。
キュウコンやコータスと並べてパーティに入れている方が相手側に同時選出をにおわせやすいため、むしろ単体で選出させた方がスカーフ持ちとも合わせた奇襲ができる意外性の高さが相手の想定を大きく狂わせることもできる、という見方もできますね。
まとめ
以上が晴れパで使うトドロクツキの紹介でした。
晴れパの高速超火力アタッカーとして十分すぎる役割を持っているだけでなく、スカーフを持っているおかげで単体で使っても非常に強いです。
一方でげきりんやスカーフの拘束が辛いところですね。プレイヤースキルが試されそうです。
最後に、ここまでご覧いただきありがとうございます。
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それでは！
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