今回はレイドで使えるチヲハウハネの育成論です！
レイドバトルで活躍できるよう強いポケモンを使って挑みたい、というのは皆さま共通の想いであることでしょう。
基本的にレイドと相性が良いドレイン技を軸とした、例えばテツノカイナなどがよく用いる戦術がシンプルながらも強力。難しく考える必要もないため人気な戦い方であるといえます。
そんなドレイン技を覚えるポケモンは数多くいますが、今回はきゅうけつを覚えだけでなく、様々な点で利点を持つ古代パラドックスポケモンのチヲハウハネに注目しました。
特にマルチで活躍が期待できる万能感がポイントです。
それではレイドで活躍できるチヲハウハネの育成論を紹介したいと思います！ どうぞ最後までご覧ください。
ステータス紹介
種族値：H:85 / A:135 / B:79 / C:85 / D:105 / S:81
努力値：A252-B124-S132
実数値：H311-A369-B225-Cxxx-D246-S254
性格：ようき（素早さ↑ 特攻↓）
テラスタル：むし
特性：こだいかっせい
持ち物：ブーストエナジー
技構成：きゅうけつ
とびかかる
はいよるいちげき
ビルドアップ
テラスタル：むし
むし技を強化させるためにむしテラスタルを選択します。
テラスタル後の耐性はいわが弱点に追加されしまうものの、かくとうタイプが消えるのでフェアリーやエスパーが等倍に下がるのは地味ながらありがたいです。
特性：こだいかっせい
天候が晴れ、またはブーストエナジーを持たせていると一番高いステータスが強化される特性。今回の型では発動すれば攻撃が1.3倍に高まります。
発動すれば特にデメリットもなく効果の恩恵も大きい特性ですが、にほんばれで晴れにするか、ブーストエナジーを持たせるかしないとならないため発動への条件が重め。
しかし今回はブーストエナジーを持たせ意図的に発動を狙い火力アップを図ります。
火力補強はビルドアップがありますが、バリア展開後のダメージ効率や初っ端からきゅうけつなどのダメージを増やせる点で恩恵は大きく持ち物を固定してでも発動させるだけの意味は十分にあるといえます。
持ち物：ブーストエナジー
持たせておくと特性こだいかっせいやクォークチャージを発動させられる持ち物。先述したように今回は意図的に特性を発動させるために持たせます。
単純な火力強化で考えればメトロノームに大きく劣りますが、今回の型で見ればひとつの技に固定せず、きゅうけつの合間にとびかかるやはいよるいちげきを使う場合が多くメトロノームの効果を維持するのが難しい印象です。
ブーストエナジーでこだいかっせいを発動させれば継続的に強化できるためこちらの方が使いやすいと感じます。
努力値調整
S:★６の110族（ゲンガーやエーフィ、アローダダグトリオなど）最速の上を取れるよう調整。
A:残りを攻撃に。
B:余りを低い防御に振ります。
アタッカーとしての役割を考えればHAやHBに全振りしたいところですが、防御が心もとないのを考えるならビルドアップやとびかかるを先に打てるよう素早さにより厚く調整しています。
技構成
きゅうけつ
ダメージを与えながらダメージの半分を回復できる攻撃技。
貴重な回復リソースでありレイドでは有効な攻撃手段であり、メインの技として使用します。
こだいかっせいにビルドアップのバフと組み合わせて使用するのが基本ですが、チヲハウハネの攻撃の高さゆえに攻撃を積まずともそこそこダメージが出せるのが強力。予想外に急所を受けてしまったときなどでも素早く回復できるのでリカバリーがしやすいです。
ちなみにドレインパンチやギガドレインよりわずか５威力が高いので、他のドレイン技より威力が期待できる強みも。
とびかかる
相手の攻撃を１段階下げる追加効果のある攻撃技。
確実に攻撃を下げられる効果は強力で、さらに攻撃技なのでバリアを張られても使えるという便利技。
ビルドアップの防御アップ効果も相まって使えば使うほどに物理技のダメージを極端に抑えられます。
威力８０で命中も１００と安定しているのできゅうけつに並ぶ有効なダメージソースとして扱えるので、HPに余裕があれば代わりにこちらをメインで使ってもいいくらいです。
はいよるいちげき
相手の特攻を１段階下げる追加効果のある攻撃技。
とびかかるの特攻版で、特殊技のダメージを抑える目的で非常に役立ちます。
ただし若干の命中が不安で技を外してしまうこともあるのが玉にキズ。威力も若干落ちて７０と、きゅうけつに比べると少し弱い。
しかし追加効果自体が優秀なので、特殊アタッカー相手なら無理に使っていってもお釣りが出るほど強力な技です。
ビルドアップ
攻撃と防御を１段階上げるバフ技。
欲を言えばつるぎのまいを覚えてくれればとも思いますが、チヲハウハネは防御が低くついでに防御も強化できるのは実はかなりありがたいです。
ダメージを稼ぎたいなら重ねて使用するのが重要ですが、こだいかっせいによる強化もあるため１段階だけでも十分足ります。
その他候補の技
しびれごな/おにび
しびれごなはまひに、おにびはやけどにする補助技です。
命中の低さは気になるとはいえ、たまに行動不能にさせるまひも攻撃を大きく削ぐやけども効果は大きく魅力的。
ただしバリアー展開後は効かないし、レイドではすぐに回復されてしまうためほぼほぼバトル開始直後限定の弱体化手段。サポート特化にするならビルドアップ辺りと入れ替えてみるのも良いでしょう。
ローキック/ニトロチャージ/くさわけ
ローキックは相手の素早さを１段階下げ、ニトロチャージとくさわけは自身の素早さを１段階上げる技。素早さの半端さを補う策として候補に挙がります。
ダメージ重視で見るならローキック、無効タイプがなく使いやすさ重視ならニトロチャージかくさわけを使うのが良いでしょう。
とびかかるやはいよるいちげき、ビルドアップは相手の攻撃より先に決まれば体感的にも効果は大きいです。だからこそ素早さで上を取れるようにするのは重要……なのですが、すぐさまバフデバフを解除されてしまうのがレイドバトル。
その度に素早さを操作するくらいなら優先してとびかかるなどを使った方が得策である場面も多いのも事実。
しかしそれでも活用の機会はあるため素早さを確実に補っておきたいなら覚えさせておくのも悪くありません。
にほんばれ
天候を晴れにする技。
ブーストエナジーを用いずにこだいかっせいを発動させるための手段として。
今回の型ではほのお技も使わないため特性のためだけなのでそのために技構成を圧迫させるのも抵抗がありますが、あまごいを使ってみず技を強化してくるルンパッパやイダイトウへの防衛策として忍ばせておくと意外な活躍の場面がありえます。
しかし反面、相手のほのお技の威力を高めてしまうデメリットもあるので使用の際は慎重に。
あさのひざし
シンプルな回復技。
きゅうけつがあるので正直活用の機会は少ないですが、回復が間に合わないというときのサブの回復手段として備えておくと役立ちます。
とはいえ回復ならいやしのエールもあるし、あさのひざしは雨などの天候では回復量が落ちてしまうため扱うにはなかなか難しい技です。
しかし晴れ時は大幅に回復量がアップできるしこだいかっせいとの絡みで意図的に晴れ下で使えば緊急時のリカバリー技として価値は十分にあるでしょう。
アタッカーとサポートを兼用した万能な立ち回りで幅広い相手への対応が可能！
ステータスで見ればわかるようにチヲハウハネは攻撃がとても高いポケモンであります。
その上でテラレイドバトルで効果の高いドレイン技のきゅうけつ、攻撃を高める手段としてビルドアップや特性のこだいかっせいがあり、単純なアタッカーとしてシンプルに心強く、テツノカイナに並ぶほどに扱いやすいポケモンとして選出しやすいです。
しかし今回その頼もしいドレイン系のアタッカーとしての顔だけでなく、もうひとつ仲間へのサポートの役割もこなせるという強みがあります。
その秘密は、とびかかるとはいよるいちげきを同時に覚えられる点にあるのです。
先述したようにそれぞれ攻撃、特攻を下げる技で火力を大幅に削ぎ被ダメージを軽減できます。効果は仲間全体にも恩恵を受けられるため特にマルチでの影響が期待できます。
つまりメインはきゅうけつで回復しながら攻めるのができつつも、
状況によってとびかかるで相手の攻撃を、はいよるいちげきで相手の特攻を下げて仲間へのサポートに奔走することができるのです。
おまけにきゅうけつ同様にむしタイプの攻撃技で威力も高め。単なるダメージ技としても期待できるため使いやすさはバツグン。
他のドレインアタッカーとは大きく差別化できる、攻守のバランスに優れた戦い方が可能なのです。
まとめ
今回はレイドで使えるチヲハウハネを紹介いたしました。
今回は攻撃・回復・サポート力のすべてを兼ね備えたチヲハウハネの育成法を徹底解説しました。その高い攻撃力を活かして、きゅうけつで回復しつつ圧倒するアタッカーはもちろん、さらにデバフ技２種で仲間を守りサポートとしての強さも魅力のひとつです。
レイドバトルでも大活躍間違いなしのむしタイプのアタッカー、チヲハウハネをぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
最後に感想や意見、誤植などの指摘があればコメントに残していただけると嬉しいです。
それでは！
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