ランクマッチ(スカイバトルルール)もシーズン14に突入し、ひこうタイプのみが参加可能という極限の限定環境が幕を開けました。
ひこうタイプ同士のぶつかり合いということもあり、普段以上にでんき技の一貫性や、氷・岩といった弱点技の差し合いが勝敗を分ける尖った環境に。お互いの弱点が明確だからこそ、いかにこちらの強みを押し付け、相手の攻撃を完封するかというテンポの奪い合いが苛烈を極めている印象です。
そんな環境で今回は圧倒的な数値とタイプ耐性を活かし、相手の技を受け流しながら高火力を叩き込む構築を試してみました。
この記事ではシーズン14で使用したパーティの使用感と、実際に潜って感じた環境の印象をまとめていきます。
ランクA到達時のパーティ紹介
スピンロトム


| 項目 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 種族値 | 50 | 65 | 107 | 105 | 107 | 86 |
| 努力値 | 4 | 0 | 0 | 252 | 252 | 0 |
| 実数値 | 126 | 76 | 127 | 172 | 159 | 106 |
本構築の先発として、序盤の盤面を荒らしつつアドバンテージを稼ぐ起点作成役。
ひこうタイプ限定ルールにおいて、でんき技の通りは言わずもがなバツグン。メガエネルギーが溜まっていない序盤は、でんきを半減以下で受けてくるメガリザードンXやメガチルタリスがまだ場におらず、でんき技がこれでもかと決まります。
基本はじゅうでんからのでんき技で圧力をかけつつ、ポイントやメガエネルギーを効率よく回収していくのが主な役割。
さらにひかりのかべによる特殊耐久サポートも優秀で、後続のチルタリスやレックウザが安全に降臨するための最高のセットアップを行ってくれます。
持ち物は背後からの不意なれいとうビームを警戒してヤチェのみを採用。
対プテラを意識したヨロギのみも候補でしたが、プテラは接近戦がメインのポケモン。こちらがしっかり距離を取って立ち回れば脅威になりにくいため、より事故を減らせるヤチェのみで落ち着きました。
高い特殊耐久と壁サポートの安心感は絶大で、序盤の展開を優位に進めてくれた頼れる先発ポケモンでした。

メガチルタリス


| 項目 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 種族値 | 75 | 70 | 90 | 70 | 105 | 80 |
| 種族値(メガ後) | 75 | 110 | 110 | 110 | 105 | 80 |
| 努力値 | 52 | 0 | 204 | 252 | 0 | 0 |
| 実数値 | 157 | 81 | 136 | 134 | 125 | 100 |
| 実数値(メガ後) | 157 | 117 | 156 | 178 | 125 | 100 |
メガシンカによってひこうタイプが消える(ドラゴン/フェアリーになる)という異色の性質を活かした、本構築の超重要な補完枠。
メガシンカすることでひこう属性が踏み倒され、このルールにおいて一貫しやすいでんき技を余裕で半減できるようになります。さらに悪やドラゴンへの耐性も付くため、環境トップメタのレックウザやイベルタルなど、非常に多くの主要ポケモンを相手にできるのが強みです。
自力で火力を引き上げる積み技がないため単体での瞬間火力はやや不足気味ですが、でんき・ドラゴン技の安全な受け皿として回し、削られた相手をれいとうビームやりゅうせいぐんで確実に仕留める漁夫の利を狙う立ち回りがとにかく強力でした。
しかしでかくて白いボディは戦場でめちゃくちゃ目立ちます。相手からのヘイトが集中しやすい点だけは注意が必要です。

メガレックウザ


| 項目 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 種族値 | 105 | 150 | 90 | 150 | 90 | 95 |
| 種族値(メガ後) | 105 | 180 | 100 | 180 | 100 | 115 |
| 努力値 | 4 | 252 | 252 | 0 | 0 | 0 |
| 実数値 | 181 | 222 | 142 | 153 | 110 | 115 |
| 実数値(メガ後) | 181 | 255 | 152 | 180 | 120 | 135 |
圧倒的な種族値の暴力を押し付ける、本構築のメインパワー枠。
チルタリスとメガシンカ枠が重複していますが、非メガ状態でも十二分すぎるスペックを持っているため全く問題ありません。選出段階や試合の流れを見て、相手の氷やフェアリーが重くてレックウザが動きづらいと判断した場合は、チルタリスにメガシンカの権利を譲る柔軟な立ち回りが可能です。
持ち物はいのちのたまで火力をさらに底上げする案もありましたが、素の攻撃力が高いため、ミラーや同族(ドラゴン)対決を意識して安定のハバンのみを採用しています。
注意点として、メガカイリューのれいとうビームや、メガチルタリスのムーンフォースなどを受けると一撃で致命傷を負うリスクがあります。そのため、出すタイミングや立ち回りには細心の注意が必要です。
しかし一度つるぎのまいを積んでしまえば、全ポケモンを正面から粉砕していく圧圧の破壊力を誇り、構築の絶対的エースとして大暴れしてくれました。

シーズン14の総評と環境の印象
シーズン14のスカイバトルルールは、ひこうタイプ限定という縛りがあるからこそ、普段以上のスピード感と弱点技が飛び交う刺激的なシーズンだったと感じます。
でんき技の一貫性をどう切るか、そして飛び交うこおりやいわ技をどう受け流すかという駆け引きが常に発生し、一瞬の立ち回りのミスが命取りになる展開が非常に多かったです。
今回使用したスピンロトム × メガチルタリス × メガレックウザの構築は、タイプ耐性と圧倒的な数値で相手の攻めをいなしつつ、着実にアドバンテージを広げていく動きが美しく噛み合っていました。
メガ枠を柔軟に切り替えられる二枚看板の強みも存分に活かせたかなと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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