ランクマッチもシーズン5に突入し、『ポケモンレジェンズZ-A』の対戦環境はマーシャドーやダークライといった幻のポケモンが参戦。
これまで以上にパワーが重視され正面衝突の頻度が一段階上がった印象です。
そんな分かりやすさが際立つ環境だからこそ、
今回はそのチカラを真正面から受け止め、
逆に奪い返す構築を組んでみました。
この記事ではシーズン5で高い勝率を支えてくれた
マーシャドー×ヒスイヌメルゴン×バリコオル構築の紹介と、
実際に潜って感じた環境の印象をまとめていきます。
ランクA到達時のパーティ紹介
マーシャドー


| 項目 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 種族値 | 90 | 125 | 80 | 90 | 90 | 125 |
| 努力値 | 4 | 252 | 252 | 0 | 0 | 0 |
| 実数値 | 166 | 194 | 132 | 99 | 110 | 145 |
本構築の先発に出しその自慢の攻撃で攻める近距離アタッカーのエースです。
ゴースト、かくとうと非常に使いやすい技範囲は伊達ではなく、
シーズン5から環境に顔を出したヒードランやダークライも難なく狩れるうえ、グレンアルマ、メタグロス、セグレイブといった上位の常連や、超火力ポリゴンZのノーマル技を無効化しつつしばけるといった、タイプ有利で数々のトップメタを粉砕できるのが最大の強み。
さらに正面から戦うには少しリスクがありますが同じマーシャドーやコノヨザル、シャンデラ、サーフゴーとも戦えるため、環境に多いポケモンに対して狩りを仕掛ける相手は意外と多いため、倒したらその次も倒す、という感じでテンポよく狩りつくす展開も多いです。
ただし、同じゴーストでもばけのかわで耐えられるミミッキュには一撃で倒せないので要注意。
メインはビルドアップからのシャドースチールとインファイトで十分ですが、残る技は技構成は範囲を意識しつつも、ドラゴン狙いでげきりんを採用。
広く抜群を狙えるれいとうパンチも捨てがたいですが、主な目的はドラゴンキラーのため。
ヤチェ持ちドラゴンの増加やこおりが等倍のメガリザードンXも処理できるため結果として悪くない選択でした。
耐久も決して低くはなく全体的に使いやすい印象、しかし何よりマーシャドーの真骨頂はなんといっても専用技のシャドースチールにあります。
一応補足するとシャドースチールとは、相手の攻撃上昇などのバフ奪い自分のものにしつつも攻撃するというもの。
環境の主軸であるバフ型のパワープレイに非常に刺さりが良いというのもひとつですが、相手だけはステータス上昇がない状態で戦う羽目となるため一方的に有利を押し付けられるのがマーシャドーの最たる強さと言っていいです。
おまけにマーシャドーは体が小さく闇夜に隠れやすいため、気が付いたらバフを奪われた相手が体制を整える前に倒していたという展開が非常に多く強すぎるの一言。
マーシャドーのおかげで1位率を7~8割を獲得してくれた言っても過言じゃない、そんなZA環境を制する強力なポケモンでした。

ヌメルゴン(ヒスイのすがた)


| 項目 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 種族値 | 80 | 100 | 100 | 110 | 150 | 60 |
| 努力値 | 252 | 0 | 0 | 252 | 4 | 0 |
| 実数値 | 187 | 108 | 120 | 178 | 171 | 180 |
エースがマーシャドーとするならこちらは影の引き立て役。
高い特防ととつげきチョッキで特殊技をほとんど怖がる必要がないタンク役兼遠距離アタッカーです。
基本の役割は先発のマーシャドーが苦手としやすいフェアリー・エスパー・ひこうの受け役として繰り出す。あるいは場に特殊アタッカーが多いと判断したときに繰り出すのがベスト。
メガヒードランのマグマストームでさえ、涼しい顔でしっかり耐えて反撃のチャンスを作れるのが心強いです。
ヌメルゴンの強みは守りだけでなく攻撃面も優秀、覚える技も強力なものが粒ぞろいで、
てっていこうせんでサーナイトやセグレイブなどのフェアリー勢やこおりタイプをまとめて削り、
ハイドロポンプでグレンアルマやヒードラン、シャンデラのほのおを牽制、
れいとうビームでガブリアスやラティ兄妹を抑え、
10まんボルトでギャラドスやエアームド、リザードンなどひこうタイプもフォロー、と広く相手にできるのが強いです。
火力補強のための積み技はありませんが、覚えている技の威力が十分高いということもあるし、本パーティではメガ枠を採用していないのでプラス技も気兼ねなく打てるため、火力不足を感じることはほぼありませんでした。
瞬間火力はマーシャドーほどではありませんが、守りを固めつつ広い範囲をカバーできるため安定感は抜群。手数で確実に削るスタイルが得意です。
移動速度の低さから動きのあるガブリアスやルカリオには絡まれやすいものの、かくとうにはマーシャドーへ、じめんにはバリコオルで氷漬けにとフォローが効くため、完全に困る場面は少ないのもポイント。
目立った戦いはできないものの安定感の基盤を作る大切なポケモンでした。

バリコオル


| 項目 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 種族値 | 80 | 85 | 75 | 110 | 100 | 70 |
| 努力値 | 4 | 0 | 252 | 252 | 0 | 0 |
| 実数値 | 158 | 94 | 127 | 178 | 120 | 90 |
本構築における裏の制圧役の近・遠距離兼用アタッカー。
ZA環境は4人乱戦による対戦。当然マーシャドーもヌメルゴンもどちらも前に押し出しにくい、という場面もありました。
そんなときに静かに勝ちを拾ってくれるのがこのバリコオル。
たかがバリコオルと侮るなかれ、
数値だけを見ると確かに特攻は控えめに見えますが、
わるだくみ+フリーズドライ+サイコキネシスの組み合わせは非常に優秀で
環境に多いドラゴン・かくとう・みずタイプを遠距離から確実に処理できるのが最大の強みです。
特に前述した2対ではやや相手にしにくく環境に依然として多いラグラージを狩ってくれるのが大きい。
なめられがちなのかフリーズドライは覚えないと思われがちなのか油断して突っ込んでくるケースがあり、
そのまま美味しくいただけるという展開も数多くありました。
れいとうビームの貫通力もサイコキネシスの命中率もZA環境で安定してチカラを発揮してくれるし、
何より暗闇に溶け込みやすいカラーリングからの攻撃はとにかく意表をついての一撃となりやすいです。
相手の背後にゆっくり迫り、強力な一撃で貫くというのがバリコオルの強さたる所以でしょう。
遠距離技2種のおかげで前に出ずとも強さを見せてくれますが、利便性の高いフリーズドライが決まりそうなら前に出るという場を見るチカラが問われる反面、広く抜群を付ける応用力の高さがパーティに大きく貢献してくれました。
マーシャドーとは異なるベクトルで影から相手を狩る。
パーティの勝ち筋を裏から支えてくれた、頼れるもうひとりのエースでした。

シーズン5の総評と環境の印象
シーズン5のZAランクマッチは、幻のポケモンを中心にスピードと火力が一段階上がった印象のシーズンでした。
マーシャドー、ダークライ、ヒードランなど高火力アタッカーが目立つ環境になり、単純に強化を積んで殴る、強技を押し付ける、といったパワープレイの正面衝突が目立ち、駆け引きよりも瞬間火力と制圧力が求められる場面が多かったです。
そんな中で今回使用したマーシャドー×ヒスイヌメルゴン×バリコオル構築は、相手のバフや強化を奪い返す動き、安定感のある守り、そして遠近両立のアタッカー運用が噛み合い、順調に勝ちを拾えるパーティでした。
環境全体としては、火力・スピード・範囲攻撃の三拍子が揃ったポケモンが上位に固まりやすく、対策なしでは一気に押し切られる試合が目立ちます。一方で、マーシャドーのシャドースチールに象徴されるような、相手の強化を逆手に取る戦略が刺さる場面も多く、パワープレイを真正面から受け止め、上手く奪い返す構築が結果的に強さを発揮する環境だったと感じます。
次のシーズンではグラードンやカイオーガも登場しさらに激しさが増し今以上に火力の高い戦いが予想されるので、今回の反省点と手応えを活かしつつまた新しいパーティを模索していきたいと思います。
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