【ポケモンZA】ランクマッチ シーズン3感想|耐久と制圧力で押し切るブリガロン×メタグロス×ゼルネアス構築

ZAランクマ
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ランクマッチもシーズン3に突入し『ポケモンレジェンズZ-A』の対戦環境は、
さらに一段階、難しさを増した印象です。

シーズン2で定着した伝説・メガ枠環境はより煮詰まり、
ただ強いポケモンを前に出すだけでは押し切れず、
どこで受け、だれで通すかといった
交代や展開の見極めがそのまま勝率に直結するシーズンでした。

序盤の殴り合いだけでなく一度引いて体勢を立て直す判断、
有利なポケモンを安全に場へ送り出す流れを作れるかどうか。
やりごたえはある反面プレイヤー側に求められる思考量も確実に増えています。

そこでこの記事では使用したパーティの紹介と立ち回り、
そしてシーズン3環境を通して感じた印象をまとめていきます。

シーズン2はこちら

ランクA到達時のパーティ紹介

ブリガロン

  • 種族値 H:88 / A:107 / B:122 / C:74 / D:75 / S:64
  • 種族値(メガ) H:88 / A:137 / B:172 / C:74 / D:115 / S:44
  • 努力値 H252-A252-B4
  • 性格 いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
  • 持ち物 ブリガロンナイト
  • 技構成 ドレインパンチ / ウッドハンマー / じしん / ビルドアップ

シーズン3より新登場したメガシンカポケモン。
今期は環境そのものが大きく動くタイミングということもあり、
性能を確かめる意味も込めてパーティの主軸として採用しました。

高い物理耐久を活かしビルドアップとDLCで新たに解禁されたドレインパンチを組み合わせたいわゆる「ビルドレイン」運用を意識した型。
一度積めさえできれば回復しながら殴り続ける展開に持ち込みやすく、
タイマン性能は想像以上に高いと感じました。

ただし環境との噛み合いは正直かなりシビア。
くさ・かくとうという複合タイプの都合上、フェアリーやほのおといったメジャーどころが重く、さらにシーズン3で存在感を一気に増したミュウツーの影響も無視できません。
後ろからムーンフォースやサイコキネシスを撃たれそのまま倒されていた、という場面も少なくありませんでした。

とはいえ決して弱いポケモンではなくメタグロス、ガブリアス、ドリュウズ、ルカリオなど、環境上位の物理アタッカーに対しては互角以上に戦える相手も多いです。
特に混戦状態に突撃させ高威力のじしんやウッドハンマーでまとめてポイントを回収できた時はさすがの高耐久といった活躍を見せてくれました。

本格的な評価は環境がもう一段階動きそうな次シーズン以降に期待したいポケモンです。

メタグロス

  • 種族値 H:80 / A:135 / B:130 / C:95 / D:90 / S:70
  • 種族値(メガ) H:80 / A:145 / B:150 / C:105 / D:110 / S:110
  • 努力値 H252-A252-B4
  • 性格 いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
  • 持ち物 メタグロスナイト
  • 技構成 ヘビーボンバー / じしん / かみなりパンチ / れいとうパンチ

基本的には、ブリガロンが苦手とするフェアリー、エスパー、ひこうへの切り返し役として運用。
逆にメタグロスが相手にしづらいじめんやみずはブリガロンに任せられるため、
タイプ相性、役割の補完としては非常に噛み合った並びでした。

ヘビーボンバーとじしんによる広範囲攻撃は健在で無理に突っ込んで一気に巻き込んで倒す展開は今期も健在。
対策が進んでいるとはいえ対面性能の高さはまだまだ現役で、多少雑に突撃しても勝ててしまう場面も少なくありません。

相手の構築を見てメタグロスが通ると判断できた試合では、ブリガロンではなくこちらにメガシンカ権を切って一気に押し切るのも十分アリ。
パワフルな攻めでガンガンポイントを稼いでくれる頼れる近距離アタッカーです。

一方でやはり最大の敵はほのおタイプ。
猶予のあるだいもんじやオーバーヒート程度であればヒットアンドアウェイで対応できますが、ねっぷう持ちには注意が必要です。
特にメガシャンデラやメガマフォクシーといった使い手には無理をせず慎重な立ち回りを心がけたいところ。

ゼルネアス

  • 種族値 H:126 / A:131 / B:95 / C:131 / D:98 / S:99
  • 努力値 H4-C252-D252
  • 性格 ひかえめ(特攻↑ 攻撃↓)
  • 持ち物 ようせいのハネ
  • 技構成 ムーンフォース / 10まんボルト / サイコショック / ジオコントロール

前期今期と衰えを見せない強力な遠距離アタッカー枠。
ブリガロンやメタグロスを前に出すのが厳しいと判断した場面では、
距離を保ちながらチクチクと削っていく役割を担っていました。

ムーンフォースの安定感は言わずもがな。
みず対策の10まんボルト、どくへの打点となるサイコショックも優秀で遠距離から確実に圧をかけ続けられるのが強み。手持無沙汰になることはほとんどありませんでした。

基本プランとしてはゼルネアスで削りを入れつつ、
隙を見てブリガロンやメタグロスに交代し正面から殴り合う形。
ジオコントロールを積むタイミングさえ間違えなければ試合の流れを決定づけるほどの存在感を発揮してくれます。

非常に使いやすくランクを伸ばすうえでの決め手となる試合も多かった一方あと一歩火力が足りないと感じる場面があったのが惜しいところ。
プラスワザ化すれば解消できる問題ではありますがメガ枠が2体いる構築上メガエネルギーを温存したい場面も多く、強気に押し出し切れなかった点は今後の課題です。

シーズン3の総評と環境の印象

戦術もある程度固まってきたシーズン3のZAランクマは単純な対面性能だけでは押し切れず、補完を活かした交代どころの見極めがより重要になったシーズンであると感じました。

ブリガロン×メタグロス×ゼルネアスの並びは役割分担が明確で大きな事故が起こりにくく、シーズンを通して安定感の高い戦いができました。
一方で苦手なほのおへの明確な回答を詰めきれなかった部分もあり構築の欠陥も同時に感じそこは反省点。

次シーズンではDLCで追加されたポケモンも加わりより混沌としそうでさらにメガ枠の研究が進み環境ももう一段階動きそうです。
今回見えた反省点を活かしつつまた新しい組み合わせに挑戦していきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。
記事への感想・意見・誤植の指摘などがありましたら、ぜひコメントで教えてください。

それでは!

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