今回はグライオンの育成論についてのご紹介です。
DLCからの解禁でUSUMからの久しぶりに登場し、さっそくランクマでも見かけるようになりました。
ハサミギロチンこそ没収されてはいますがどくどくは健在で、ポイズンヒールで耐久を主とした型が強さを発揮していますね。
当然どくどくをメインに使う耐久型は非常に強くあるのですがハサミギロチンを失った弱体化がつらく、アーマーガアやちょうはつなどで簡単に止まってしまい、積みの起点になってしまう危険性があります。その辺は以前の暴れっぷりを鑑みて公式でも意識した調整にしているのかもしれません。
そこで今回は簡単には詰まず積ませない型を考えてみました。
どうぞグライオンの育成論について最後までご覧ください!
ステータス紹介
種族値:H75-A95-B125-C45-D75-S95
努力値:H212-A4-B100-D164-S28
実数値:H177-A116-B158-Cxx-D127-S119
性格:しんちょう(特防↑ 特攻↓)
テラスタル:みず
持ち物:どくどくだま
特性:ポイズンヒール
技構成:じしん
がんせきふうじ
ちょうはつ
まもる
特性:ポイズンヒール
どく・もうどく状態のときに毎ターン1/8回復する特性。
グライオンの高耐久との相性も良いためこの特性一択です。
ただ1つ怖いのはスキルスワップなどで特性が奪われてしまうこと。ランクマでは特性を変えてくる技を使うポケモンは多くありませんが、一応気を付けておきましょう。
テラスタル:みず
ウーラオスのすいりゅうれんだ、炎オーガポンのツタこんぼう、そのほかれいとうビームやハイドロポンプなどを防ぐ目的でみずにしています。
ただしテラスタル前後で抜群となるフリーズドライには注意したいところです。
テラスタイプによって受けられるポケモンも変わってくるので、パーティ次第ではほのおでも良いかもしれません。その場合テラバーストを持たせ苦手なアーマーガアやドータクンに対して強く出られるようにするのも面白そうですね。
持ち物:どくどくだま
持っているだけで自分をもうどくにする持ち物。ポイズンヒールの発動を狙いこれ一択です。
やけどやまひの防止にもなるため単純に腐りにくいのも魅力。
ただたたりめのダメージを無条件で上げてしまうのが難点ですね。
努力値調整
H:ポイズンヒールの回復量が最大効率となる8n+1に調整
B:炎テラスツタこんぼうを確定耐え
S:がんせきふうじ使用後オーガポンをはじめとした最速S110族抜きまで調整
残りDとAに振り分けます。
与ダメージ計算
じしん
ポケモン名 | 詳細 | 敵HP | ダメージ | 割合 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
イーユイ | おくびょうH4 | 131 | 134 ~ 158 (102.3 ~ 120.6%) | 確定1発 | |
炎オーガポン | ようきH4 炎テラスタル | 156 | 128 ~ 152 (82.1 ~ 97.4%) | 確定2発 | |
サーフゴー | おくびょうH4 | 163 | 116 ~ 138 (71.2 ~ 84.7%) | 確定2発 | |
ハバタクカミ | おくびょうH4 | 131 | 88 ~ 105 (67.2 ~ 80.2%) | 確定2発 |
がんせきふうじ
ポケモン名 | 詳細 | 敵HP | ダメージ | 確定数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
炎オーガポン | ようきH4 炎テラスタル | 156 | 52 ~ 62 (33.3 ~ 39.7%) | 確定3発 | |
トドロクツキ | ようきH4 飛行テラスタル | 181 | 58 ~ 70 (32 ~ 38.7%) | 乱数3発 | |
カイリュー | いじっぱりH252 マルスケなし | 198 | 46 ~ 56 (23.2 ~ 28.3%) | 乱数4発 |
被ダメージ計算
ポケモン名 | 詳細 | 技名 | ダメージ | 確定数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
炎オーガポン | ようきA252 炎テラスタル A+1 | ツタこんぼう | 148 ~ 176 (83.6 ~ 99.4%) | 確定2発 | |
水ウーラオス | ようきA252 | アイススピナー | 140 ~ 168 (79.1 ~ 94.9%) | 確定2発 | |
トドロクツキ | ようきA252 こだいかっせい | アクロバット | 97 ~ 115 (54.8 ~ 65%) | 確定2発 | |
パオジアン | ようきA252 わざわいのつるぎ | かみくだく | 67 ~ 79 (37.9 ~ 44.6%) | 確定3発 | |
カイリュ― | いじっぱりA252 無テラスタル | しんそく | 58 ~ 70 (32.8 ~ 39.5%) | 乱数3発 |
ポケモン名 | 詳細 | 技名 | ダメージ | 確定数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
イーユイ | おくびょうC252 わざわいのたま | オーバーヒート | 144 ~ 171 (81.4 ~ 96.6%) | 確定2発 | |
アカツキ ガチグマ | ひかえめC252 | ブラッドムーン | 127 ~ 151 (71.8 ~ 85.3%) | 確定2発 | |
テツノツツミ | おくびょうC252 | フリーズドライ | 110 ~ 132 (62.1 ~ 74.6%) | 確定2発 | グライオンがみずテラス使用時 |
サーフゴー | おくびょうC252 | ゴールドラッシュ | 99 ~ 117 (55.9 ~ 66.1%) | 確定2発 | |
ハバタタクカミ | おくびょうC252 | ムーンフォース | 79 ~ 94 (44.6 ~ 53.1%) | 乱数2発 |
技構成
じしん
タイプ一致のメイン技。やはりこの技は外せません。
威力も100と高く攻撃に努力値を振っていなくてもそこそこな火力が出せます。
刺さる相手はサーフゴー、キョジオーン、みずを除くテラスタル後のオーガポン、イーユイやキラフロルなど、ランクマ使用率上位のポケモンにアタッカーとしての役割を持つこともできます。
がんせきふうじ
ダメージ兼素早さを下げるデバフ技。
威力こそ低くダメージは期待はできません。しかし「どうせどくどくしてくるんでしょ(笑)」とひこうタイプのみがわりやちょうはつに対して決まりやすいほか、じしんを避けようとむしテラスしたヒードランやひこうテラスサーフゴーなど相手に想定外な一撃を加えることができるため、意外と馬鹿にはできない活躍を見せてくれます。
また素早さダウンの効果のおかげでオーガポンやテツノドクガ辺りまでは上を取ることができるようになるため、追撃のじしんでフィニッシュ、という使い方もできる点が素晴らしいです。
もちろん素早さダウンは後続へのアシストとしても使い勝手は抜群。
ちょうはつ
ご存じランクマでは大変お世話になる補助技封じの技。
カバルドンやキョジオーンのステルスロック撒きを封じたり、アーマーガアおよびドータクンのてっぺきやヒスイヌメルゴンのとける積みを阻止ししたり、はたまたヘイラッシャのねむるやヤバソチャのちからをすいとるなどの回復をさせなかったりと使用範囲はなかなかに広いです。
グライオンの素の素早さもそこそこあるため、Sを振っていなくても遅めのサポーター相手に上から行動して御しやすいのもありがたいですね。
まもる
ダメージを完全に防ぐ防御技。
ポイズンヒールの回復稼ぎやテラスタルの確認、こだわりスカーフトリック警戒などに使用できるため非常に便利です。
しかし一方でこの行動は読まれやすく、積みの起点として利用されたりアンコールで縛られたりすることもあるので使用の際は慎重に!
この型の詳細を解説
とにかく対面性能が高く幅広く相手にできる
どくどくを持っていないため物理受けに対してはやや厳しくはありますが、がんせきふうじやちょうはつを持たせることにより相手にできるポケモンを広げているのがこの型の強みです。
ちょうはつのおかげで積みや回復を完全に阻止できるため起点にはなりにくく、また持ち前の耐久とポイズンヒールのおかげで持久戦では特に強さを発揮してくれます。
一方でがんせきふうじも便利な技で、相手の素早さを下げることで後続サポートをしつつも苦手な上からアンコールへの予防し、さらにじしんが通らないひこうに対して刺さり、幅広く猛威を振るってくれること請け合いです。
まとめ
以上がグライオンの育成論の紹介でした。
雑に受け出してもポイズンヒールで回復できるので受けとしての機能し、簡単には止められない性能に仕上がっています。もちろんどくどくを入れるスペースがなかったのが心残りではありますが、それでも十分に強いと思います。
最後に、ここまでご覧いただきありがとうございます。
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それでは!
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