【ポケモンSV】炎オーガポンはなぜ強い? 対策方法と強さの秘密を解説します!

炎オーガポン_サムネ SVランクマッチ

炎オーガポンの対策方法とその強さについて解説していきます!

最近ではランクマで使用率を伸ばしていき、上位下位関係なく幅広い帯で見かけるようになっています。
となれば勝ち抜くために対策はしていかなければなりませんが、まだ解禁されて長くないので強さを見極められずどう対策していけばいいかわからない、という人も少なくないと思います。

そこで今回は炎オーガポンの対処報方法のヒントとなれるように、対策方法と強さについて解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください!

概要

HP攻撃防御特攻特防素早さ
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オーガポンの種族値

オーガポンは高い素早さと攻撃を持っていますが、専用持ち物「かまどのめん」の効果で技の威力が増し、さらにテラスタル後は特性が「おもかげやどし」で攻撃ランクが1段階上昇します。テラスタルのタイプ一致の効果も相まって火力指数が爆発的に上昇する特徴を持っているのです。

S110から飛んでくる高火力の技を使う典型的な高速物理アタッカーとしての運用が基本的ですが、技の豊富さもあり一筋縄では倒せません。

強さの秘密

強さ1:受け出しを許さない超火力が強い

先述したとおり攻撃が極めて高く、専用技「ツタこんぼう」は威力100の安定なほのお技でありながらデメリットのない強力なメイン技です。
高い攻撃から繰り出される一撃を効果抜群はもちろんのこと、耐久が低いと半減ですら2回も受け切ることは難しく簡単に交代しにくくさせるのが強さの1つです。

また、「ツタこんぼう」の急所に当たりやすい追加効果が曲者で、仮に確定2発で耐える調整をしていたりてっぺきなどで防御を上げて攻撃に備えていても無駄に終わる可能性があるという点が怖いです。

強さ2:並み以上にある耐久力で半端な技では突破できない

さすが準伝ポケモンといったところで高速物理アタッカーでありながらH80-B84-D96と決して低くはなく、不一致の抜群くらいなら平気で耐えてくることが多いです。

さらに炎オーガポンはテラスタル後に爆発的に攻撃を高めることができるので、過剰な火力を抑え耐久に回すのが最近の流行になっています。イメージで考える耐久よりも硬く調整されていると警戒しましょう。

強さ3:技範囲が広く単純なタイプ相性で考えても押し負けやすい

2023/11/12現在使用率

「ツタこんぼう」の通りが悪い相手に対して、抜群を取れる技を覚えることができるのが厄介です。

たとえばほのおやいわタイプに対してはじだんだ、同じくいわタイプとみずタイプへはウッドハンマーウッドホーン、ドラゴンタイプにはじゃれつくなど、安易にほのお技を受けようと交代してもそれら技で簡単に対処できてしまいます。

その他にも補助技に対しての対策でアンコールや、チャンスを伺い積んでくるつるぎのまいなども持っているため油断はできません。

強さ4:忘れてはならない「でんこうせっか」によるトドメ

きあいのたすきで攻撃を確実に耐えて、攻撃2度にわたって倒すという手も「でんこうせっか」により潰されてしまいます。同様にこらえるからのイバンのみを使っての奇襲も怖くありません。

そのため2度の攻撃で落とそうと考えるなら「でんこうせっか」の存在を絶対に忘れてはいけません。

強さ5:選出を縛れられてしまう

ランクマで勝ちたいと思っているならこれは絶対に覚えてください

オーガポンは再三書いてあるように極めて高い攻撃を持っており、つるぎのまいやくさわけなどを使われてしまえば止めるのは容易ではありません。全抜き性能が高いポケモンであると言えるのです。

そのため相手側は初手にオーガポンに対し弱いポケモンは出しにくく、対策は必至で相手の選出自由を奪うこともできます。パーティに入れておくだけでも相手に恐怖心を与える役割を果たす、と考えればその強さが存分に理解できることでしょう。

対策方法

対策1:オーガポンより素早いポケモンで一気に倒す

幸いなことに炎オーガポンは持ち物がかまどのめんで固定されるため、きあいのタスキやこだわりスカーフを持たせることができません。テラスタルに関してもほのおタイプ以外には変えられないため、攻めに対し守りが薄いのが1つの弱みになっています。

そのため弱点であるいわ技や大技を先に叩き込むことさえできれば対処は簡単です。ただしオーガポンは「くさわけ」で素早さを高めることができるので油断は禁物。

オススメポケモン

トドロクツキ

S119と素の素早さで勝っており、テラスタル前ならアクロバット、後ならじしんでオーガポンがHB極振りであったとしても無理なく処理できます。
トドロクツキの火力も相当高いので倒されまいと交代したとしても、引き先にも負担をかけやすいのが魅力ですね。

ただしトドロクツキは防御が低いため、素早さ関係が逆転していると一気に形勢が厳しくなるので注意です。

ヒスイウインディ

こだわりスカーフを持たせ上からもろはのずつきロックブラストで攻めましょう。
ウインディのタイプのおかげでツタこんぼうやじゃれつくに対し耐性を持っているので安全に後出しできます。いかくであればオーガポンの火力をさらに下げられるのも嬉しいですね。

ただいわ技は命中が不安定なのが痛いところです。

パオジアン

かみくだくだけでは落とせませんが、素早さで勝っている点ふいうちで追撃を行える点で勝ちやすいと言えます。
もちろんきあいのタスキが前提となりますが、テラスタルを必要としないのでパーティへの負担も軽いのもありがたいですね。


対策2:高い耐久で受けて反撃に転じる

ツタこんぼうやその他大技を高い耐久であえて受けて一気に落とす作戦です。
オーガポンもいくら高い攻撃を持っているとはいえ半減高い防御を相手では落とすのは難しいでしょう。

しかし急所つるぎのまいなどの強化要素も持ち合わせているので過信は禁物です。

オススメポケモン

カイリュー

ツタこんぼうやくさ技を半減以下に抑えられ、特性「マルチスケイル」でさらに守りを盤石にできます。じゃれつくこそ痛いですがタイプ不一致である以上一発で落とすことはできません。

上手く立ち回ればりゅうのまいを積む余裕もあるし、こだわりハチマキノーマルテラスタルからのしんそくであれば確定2発で倒すこともできるので、かなり有利な対面を築けることでしょう。

バルジーナ

ツタこんぼうこそ等倍で通ってしまいますが、努力値に耐久に厚く振りつつも強力な一撃を刺せるイカサマで対処することができます。
くだけるよろいのおかげで素早さが上がり、連続して攻撃できるのが強みですね。

ただしやはり急所が怖いところです。

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ペリッパー

みずタイプなのでツタこんぼうを半減で受けられるだけでなく、特性「あめふらし」によりのほのお技の威力の低下が望めます。返しのぼうふうやハイドロポンプで返り討ちにしましょう。後続のためにおいかぜを使っておくのも◎。

ただしウッドホーンやがんせきふうじはかなりのダメージになってしまうので耐久面には厚く振っておくことをオススメします。


対策3:テラスタルで攻撃のチャンスを稼ぐ

これはオーガポン以外にも使える手段ですが、こちらのポケモンに対して使ってくるであろう技に強いタイプにテラスタルして攻撃の機会を増やす作戦。たとえばツタこんぼうやウッドホーンを使ってくるのであれば、ほのおテラスタルをして攻撃を凌ぐというわけです。

貴重なテラスタルを使用してしまうため場合によっては勝負そのものが不利になってしまうこともあり得ますが、背に腹は代えられません。勝てる機会があれば狙っていきましょう。

オススメポケモン

ドドゲザン

高い確率でツタこんぼうが飛んでくるのでそれに合わせてほのおテラスタルをします。

ドドゲザンは防御が高いポケモンなので安全に耐えられ、逆につるぎのまいで積みの起点にさえできるためそのまま全抜きルートだって目指せます。

ただしふいうちを覚えるとはいえアンコールには注意しましょう。

ヘイラッシャ

ウッドホーンに対しドラゴンやほのおテラスタルで耐えます。
特性「てんねん」のおかげでつるぎのまいによる積みも怖くはなく、ウェーブタックルやボディプレスで安全に倒せます。

じわれで交代先にプレッシャーを与えるのも面白いです。

ヤバソチャ

特性「たいねつ」のおかげで1回は耐えてくれますが、より守りを固めるためにテラスタルで凌ぎましょう。
刺さりの良いねっとうを覚えるほか、ちからをすいとるで回復兼デバフもできるのでかなり戦いやすくなると思います。

また、テラスタルをしなければ岩オーガポンや水オーガポンへの対策にも有効ですね。


対策4:無理に1体で対処しようとしない

無理に倒そうとはせず後続に任せる、これが一番安全な対処法かもしれません。

たとえばハバタクカミで対面していた場合まっすぐ戦おうとしても勝ち目は薄いでしょう。なのであえて攻撃をするのではなく、でんじはで麻痺にさせるなどして次のポケモンに繋ぐのです。

上手く利用すれば控えのポケモンの積みの起点にすることだってできるのでことでしょう。

オススメポケモン

ハバタクカミ

持ち物に頼らずともオーガポンの上を取ることができ、でんじはやあまえるで弱らせます。ちょうはつでつるぎのまいやみがわりを封じておくのも良いでしょう。

また、技スペースこそ厳しいですがパワージェムを覚えさせておけば抜群を取ることもできます。

クワガノン

どう頑張っても上を取ることができないので行動保証のきあいのタスキは必須です。
ハバタクカミ同様でんじはによる麻痺を目的としていますが、こちらはねばねばネットも使えるのが魅力。対面していなくてもオーガポンに強く圧力をかけられます。

オーロンゲ

上記2体同様でんじはを使えることはもちろん、特性いたずらごころのおかげでくさわけで素早さが上がっていたとしても問題なく行動できます

急所による不安要素を完全にはぬぐい切れませんが、リフレクターやすてゼリフによる味方へのアシストも魅力。

まとめ

炎オーガポンについて様々な対処法について挙げてみました。

ランクマでもよく見かけるほどに強いですが、決して穴がないポケモンではありません。対策方法さえしておけば無理なく倒せるはずです。

今後も使用率上位をいることが予想されるのでオーガポンの強さはしっかり見極めておきたいですね。

最後に、ここまでご覧いただきありがとうございます。
感想や意見、誤植の指摘などがあればコメントに残していただけると励みになります。

それでは!

コメント

  1. 匿名 より:

    ヘイラッシャはかたやぶりでてんねん貫通されますよ

    • らいむず らいむず より:

      ご指摘ありがとうございます!
      仰るとおりかたやぶりだと貫通されちゃいますね。
      テラスタル前提で書いちゃってたので考察不足でした💦
      オーガポン自体も登場初期より様々な調整が見られるようになったので、
      指摘箇所の修正がてら全体的少し練り直させていただきます!

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